居酒屋旬で魚三昧！イカとカワハギの活き造りを食べる

今回は嬉野の温泉街にある居酒屋「旬（とき）」をご紹介します。

嬉野市民が魚を食べたいときに集まるお店とのことですが、どのようなお店なのでしょうか。

旅館大村屋の北川さんからは、このような紹介コメントをいただきました。

嬉野でイカもカワハギも食べられるなんて……！ これは期待大です。

居酒屋旬へ入店！ 箸袋には魚へん漢字クイズが……

居酒屋旬は温泉街の中、嬉野観光案内所の近くにあります。

お店の看板には、わかりやすく魚の頭が。お魚がおいしいお店であることが、ひと目でわかります。

居酒屋旬は、今でこそ「居酒屋」の形態ですが、もともとは「青木鮮魚店」という魚屋さん。魚のことを知り尽くしたお店です。

店内には野球選手のサインがたくさんあり、人気店であることがわかります。

着席すると、イカときゅうりを酢味噌で和えたお通しが登場。

もうイカが出てきた。柔らかくて弾力があって、美味しい……。今日はいい夜になりそうだ。

ぼくがイカの食感を堪能していたところ、他の取材班は何やら別のもので盛り上がっていました。

ん……？

なんと、箸袋に魚へんの漢字クイズが。スタートから、魚愛の飛ばしっぷりが凄い。

ぼくは二人に「読者が知らないと思われる漢字を無理に使うと、読者を迷わせてしまうよ」という話を丁寧にしました。……きっと、この教えを将来に役立ててくれることでしょう。

居酒屋旬のおすすめメニュー①イカの活き造り

まさか、嬉野でこんなに立派なイカの活き造りが食べられるなんて……。イカの足はうねうねと動き、刺身になった胴体は透き通っています。

イカ刺しは柔らかいけど、なかなか噛み切れないような弾力があり、噛めば噛むほどクリーミーな旨味を感じられました。美味しい……。

後造りは天ぷらにしてもらいました。

カラッとした衣の中には、フワフワの身が。刺し身のときの弾力と歯ごたえが強い感じとは違い、柔らかい食感になります。どちらも美味い……。

居酒屋旬のおすすめメニュー②カワハギの活き造り

カワハギの活き造りも注文。身がツヤツヤで光っています。新鮮な刺身は噛みごたえがあって、絶品。

本当にここは嬉野の内陸部なのか。どこか、港町に来た気分になります。

さらにカワハギといえば、やっぱり肝！

新鮮な肝はまったく臭みがなく、刺身と一緒に食べると絶品です。これは贅沢だ……。

こんなに美味しい肝が嬉野で食べられるなんて、誰が想像するでしょうか。嬉野だぞ、ここ。

※嬉野には、海がありません。

残った身は、味噌汁にしてもらえます。

カワハギの上品な旨味がお味噌と調和して、めちゃめちゃ美味しい。その日の疲れを全て包み込んで飲み込んでしまうような、マイルドさ。染み渡る美味しさです。

カワハギ、ありがとう。

旬、ありがとう。

自然と御礼の言葉が出てくる。やっぱり「旬」でイカとカワハギは、ぜひ食べてほしい。

居酒屋旬には他にも美味しいメニューがたっぷり

魚スイッチが入った取材班はもう止まりません。もっともっと魚を食べたい。

ぶりかまは、身が柔らかくてフワフワです。魚の旨味がジュワッと詰まっていて、美味しかった。脂がレモンとよく合うんですよねぇ……。

天ぷらの盛り合わせは、たっぷり入っていて、コスパの良さを感じました。どれもネタが新鮮でみずみずしいし、食感が軽くてパクパク食べられちゃう。

でも、やっぱり魚がおいしい「旬」なので、海老はとくに美味しかったです。いろんなメニューを楽しみながら、佐賀の地酒も楽しんで。こんなのいい夜になるって、決まってるじゃないか……。

しかも、こんなごちそうの後で帰ったら温泉が待ってるんですから。「旬」がある嬉野の夜、最高すぎる。

「旬」の活魚で嬉野の夜を彩ろう

CHECK！

• イカとカワハギを食べると嬉野に海がないことを忘れる
• 美味しいメニューと地酒の組み合わせは最高
• 箸袋の魚へんのクイズで意外と盛り上がる

まさか嬉野でこんなに美味しい魚をたくさん食べられるとは……。さらに、美味しい地酒まで。幸せ……。取材班は大満足で宿に戻ったのでした。

嬉野で美味しい魚を堪能したい方はぜひ、居酒屋「旬」に足を運んでみてください。

今回紹介した暮らし観光

居酒屋「旬」（とき）

住所

嬉野市嬉野町大字下宿乙2202-45

営業時間

18:00~22:00

定休日

木曜日

※掲載内容は、取材当時の情報であり、価格、営業時間、メニューなどは変更の可能性があります。現地でご確認ください。